私たちは
名古屋短期大学・保育科
の学生による
東日本大震災の
被災地での保育ボランティア
を行うグループです。
被災地では、がれきの撤去、インフラ整備などの作業に追われ
子どもたちへの心のケア、子どもたちに必要な保育が
十分に満たされていない現状があります。
そのため、私たちは定期的に被災地を訪問し、
現地の保育園やボランティア団体、住民のみなさまの協力のもと、
子どもたちとのかかわりを通して、保育支援を行っています。
みんなに笑顔をとどけ隊 Twitter
(1)私たちは被災地を訪ねる前に十分なミーティングを行い、
被災地で保育ボランティアを行う目的・活動の内容について
しっかり理解を深めてから活動を行います。
(2)引率教員や現地の保育所・ボランティア団体等のスタッフの指導のもと、
被災した住民の方々への
言動の配慮
、子どもたちへの
安全確認
を心がけます。
また、より専門的な子どもたちとのかかわりを行うために、
すでに保育士の資格を取得した
保育科専攻の学生がリーダーとなって、
保育経験の浅い学生をサポート
しています。
(3)できる限り現地の人たちに迷惑や負担をかけることがないよう、
事前の
募金活動
や
寄付
のお願いなどを通して
私たちの活動に必要な物資や食料、資金の調達を行っています。
2011年8月、私たち「みんなに笑顔をとどけ隊」は初めて
東日本大震災で被災した子どもたちへの保育ボランティアのため、
宮城県石巻市へと向かいました。
「私たちに何かできることはないだろうか」
「少しでもいいから被災した人たちの力になりたい!」
そんな思いでした。
ボランティアの参加希望者を募集し、メンバーの選考を行い、
何度も打ち合わせを重ね、募金活動や物資の準備をしました。
たくさんの人たちに「がんばってきてね。」と応援を受けての出発でした。
けれども、被災地に到着してみると、
目の前に広がっていたのは言葉を失うような悲惨な光景でした。
ここでどれだけの人たちが命を落とし、大切な人を失い、
生活を奪われ、今も先の見えない毎日を送っているのか――。
私たちはあの時の気持ちを忘れることができません。
そして被災地の子どもたちや、被災地でお世話になった沢山の人々との
かかわりを通して、
人とつながることの大切さ、ぬくもりを学びました。
被災地が復興するまで、私たちはこれからも継続的に活動していきます。
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